サイレントマニピュレーションで肩関節周囲炎を改善!
三重県津市で拘縮肩(五十肩・肩関節周囲炎)の治療をお探しの方へ。肩の可動域を回復し、痛みを軽減する「サイレントマニピュレーション(非観血的関節受動術)」を提供しています。
サイレントマニピュレーションとは?
肩関節の靭帯や腱に炎症が起こり、動かすときや夜間に痛みが生じる「四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)」。この症状が長引くと、関節包や滑液包が癒着・拘縮し、「拘縮肩」と呼ばれる状態になります。この場合、サイレントマニピュレーション(非観血的関節受動術)により関節の可動域を迅速に回復し、再発を防ぐことが可能です。
凍結肩の段階と治療法
- 炎症期:安静・痛み止め(内服薬)・ヒアルロン酸注射・ステロイド注射・理学療法・物理療法
- 拘縮期:サイレントマニピュレーション・理学療法
- 回復期:集中的な理学療法
こんな症状がある方におすすめ
- 安静時でも痛みがある
- 夜間の寝返りや肩を下にすると痛みが強い
- 動かさなくても腕や肩がズキズキ痛む
- 腕を上げる・後ろに回す動作が困難
- 服の脱ぎ着や洗髪が難しい
施術の流れ
1.準備
肩を出し、横向きに寝ていただきます。
超音波(エコー)ガイド下で神経に麻酔を行います。
2.施術
無痛になったことを確認後、仰向けになります。
上肢を屈曲・外転・内旋・外旋とゆっくり動かし、関節包や靭帯の癒着を徒手的に剥離します。
3.施術後
三角巾を装着して帰宅。
1か月間の理学療法を推奨します。
治療時間と費用
- 医療保険適応(1割負担:約2,440円、3割負担:約7,320円)
- 治療時間:約60分(予約制)
- 治療後3か月間は理学療法を継続(保険適応)
- 平日の14時から施術を実施
術後の注意点
- 術後数時間は麻酔の影響で腕が動きません。
- 自転車・車の運転は翌日まで不可。
- 骨粗鬆症の方は施術不可(必要に応じて事前検査を実施)。
よくある質問
Q1.診察後すぐに治療を受けられますか?
A. いいえ。レントゲン、MRI検査でサイレントマニピュレーション適応の有無を判断します。医師がマニピュレーションの適応と判断したら施術の予約を取っていただきます。
Q2.治療費はいくらですか?
A. 医療保険が適用されます。1割負担の方:約2,440円、3割負担の方:約7,320円(処方箋料や検査費用は別途)。
Q3.クレジットカードは使用できますか?
A. 可能です。当院ではVISA・JCB・AMEX・MASTER・DINERSのカードが利用できます。
Q4.治療当日の服装に指定はありますか?
A. 病衣に着替えていただきますが、脱ぎ着しやすい服装でご来院ください(ワンピース等は避けてください)。
三重県津市で拘縮肩や五十肩の治療をお考えの方は、ぜひ当院へご相談ください。
早期の治療で日常生活の快適さを取り戻しましょう!
サイレントマニピュレーションの手技について
早期に痛みを取り除き、日常生活を快適にするための治療法
サイレントマニピュレーション(非観血的関節受動術)は、日帰りで受けられる治療法です。
施術の流れ
1.準備
患者様は肩を出し、ベッドに横向きで寝ていただきます。
超音波(エコー)ガイド下で、肩周囲の知覚を司る頸部の神経に伝達麻酔を行います。

2.施術
肩関節周囲が無痛になったことを確認後、仰向けの姿勢になっていただきます。
上肢を屈曲・外転・内旋・外旋とゆっくり動かし、関節包や靱帯の癒着を徒手的に剥離させ、拘縮を改善します。
3.施術後
麻酔の効果が続いているため、三角巾を装着して帰宅していただきます。
再発防止のため、3か月間は積極的に理学療法を受けることが推奨されます。
この施術により、肩の可動域を改善し、日常生活の動作をスムーズに行えるようサポートします。

執筆者中村 公一
院長 / 整形外科専門医
親切・思いやりの心を大切にし、整形外科の専門知識を活かして地域の皆様の健康を支えたいと考えております。お気軽にご相談ください。
- 経歴
- 津高等学校 卒業 / 富山大学薬学部 卒業 / 富山大学医学部 卒業 / 三重大学大学院医学系研究科 修了 / 三重大学附属病院 /名張市立病院 / 松阪市民病院 / 函館共愛会病院 / おおすが整形外科 / 元八事整形外科・形成外科 / ひのとり整形在宅クリニック など
- 保有資格
- 医学博士 / 日本整形外科学会認定 整形外科専門医 / 日本整形外科学会認定 リウマチ医 / 日本整形外科学会認定 スポーツ医 / 日本整形外科学会認定 リハビリテーション医 / 日本整形外科学会認定 脊椎脊髄病医 / 日本関節病学会 Coolief 疼痛管理用高周波システム講習プログラム 修了 / 日本医師会認定 産業医 / 身体障害者福祉法指定医 / 難病指定医
- 所属学会
- 日本整形外科学会 / 日本関節病学会