津市で爪のトラブルにお悩みの方へ
- 「爪が白く濁る」「爪が緑色になった」「巻き爪で痛い」 こんなお悩みはありませんか?
- 爪のトラブルには、爪白癬(爪水虫)・グリーンネイル・巻き爪 など、さまざまな病気が関係していることがあります。
中村整形外科皮フ科(津市) では、皮膚科専門医 が正確な診断を行い、適切な治療を提供します。
「放置すると悪化することもある爪の病気」早めの治療が大切です!
爪白癬(爪水虫)
こんな症状はありませんか?
- 爪が白く濁って厚くなる
- 爪がもろくなり、ボロボロ崩れる
- 爪の色が黄色や茶色に変色する
- 爪の変形が進み、歩行時に痛みを感じる
考えられる原因
- 白癬菌(カビ)の感染によるもの
- 足の水虫(足白癬)から爪に感染することが多い
- 通気性の悪い靴や靴下、湿気の多い環境で繁殖しやすい
治療方法
抗真菌薬の外用薬(クレナフィン®︎、ルコナック®︎)を爪に塗布(爪専用の治療薬)
半年から1年以上の外用継続が必要です。根気よく治療をしていきましょう。
抗真菌薬の内服治療(ネイリン®︎:3ヶ月の服用が必要)
ネイリン®︎(ホスラブコナゾール)は、爪白癬(爪水虫)の治療に用いられる内服抗真菌薬です。1日1回、12週間服用することで、爪に有効成分が蓄積し、治療効果を発揮します。服用中に肝機能障害を生じることがあるため、投与前、6週間後の2回血液検査を行います。
日常生活の注意点
- 足の水虫がある場合は同時に治療する
- 靴や靴下を清潔にし、通気性の良いものを選ぶ
- お風呂やジムの共有スペースでは裸足で歩かない
- 爪を短く整え、爪切りは家族と共有しない
「爪水虫は自然に治ることがないため、気になったら早めに治療を開始しましょう!」
グリーンネイル
こんな症状はありませんか?
- 爪が緑色や黒っぽく変色している
- 爪の表面が剥がれて浮いたようになっている
- 爪の下にたまった汚れが落ちにくい
- ジェルネイルや人工爪をした後に変色が出てきた
考えられる原因
- 緑膿菌という細菌の感染
- ジェルネイルや人工爪の長期間使用による爪の湿気
- 爪が傷つき、そこに細菌が侵入することで発生
治療方法
- 抗菌薬の外用薬を使用
- 抗生剤の内服・抗真菌薬の内服を検討
日常生活の注意点
- ジェルネイルや人工爪を長期間つけっぱなしにしない
- 手や爪をしっかり乾燥させ、湿気を防ぐ
- 爪の表面を削りすぎず、負担をかけない
「グリーンネイルは放置すると爪がさらに剥がれることがあるため、早めに受診を!」
巻き爪
こんな症状はありませんか?
- 爪が皮膚に食い込んで痛い
- 歩くと親指の爪の両端が痛む
- 爪の周りが赤く腫れ、炎症を起こしている
- 爪が変形し、深く巻き込んでいる
考えられる原因
- 爪の切り方(深爪により巻き爪が悪化)
- 靴の圧迫(サイズの合わない靴やハイヒール)
- 遺伝的な要因や爪の形状
- スポーツや長時間の歩行による圧力の影響
治療方法
軽度の場合はテーピングやコットンパッキングで矯正
巻き爪矯正プレート(巻き爪マイスター®︎を使用)自費診療になります。
- 特殊な形状記憶合金を使い、爪の形を矯正する治療法
- 痛みが少なく、日常生活も変わらず過ごせます。
- 3ヶ月から半年程度装着が必要 料金こちら
炎症がひどい場合は抗菌薬の外用薬・内服薬を使用
重症の場合は部分的に爪を切除する処置を行う
日常生活の注意点
- 爪を深く切らず、まっすぐに整える(スクエアカットがおすすめ)
- 足に合った靴を選び、つま先に圧力がかからないようにする
- 定期的に巻き爪矯正を行い、悪化を防ぐ
- 爪が食い込んで炎症がある場合は、無理に自分で切らずに受診する
「巻き爪は痛みが強くなる前に、早めの矯正治療が大切です!」
当院が選ばれる理由
- 皮膚科専門医が診察し、適切な治療を提案
- 患者さん一人ひとりに合ったオーダーメイド治療
- 赤ちゃんから大人まで、家族みんなで通える皮膚科

執筆者中村 文香
副院長 / 皮膚科専門医
皮膚科医として、皆様のお悩みに寄り添い、地域に根ざした診療を心掛けています。お困りの際はぜひご相談ください。
- 経歴
- 伊勢高等学校 卒業/関西医科大学医学部 卒業/三重大学皮膚科学講座入局/三重大学附属病院/関西医科大学付属病院/南伊勢町立病院/松阪市民病院/松阪中央病院/鈴鹿回生病院/ラベールミラクリニック(名古屋市内)/大手美容皮膚科(大阪市内) など
- 保有資格
- 日本専門医機構認定皮膚科専門医/産業医/難病指定医/日本化粧品検定1級/化粧品成分検定1級
- 所属学会
- 日本皮膚科学会